3/13/2005

情報と作品

[Web,Media]丸山茂雄氏 by sameoの生活断片

なるほどー。

ダウンロードになると、聞きたいものには金を払うが、聞きたくないものには金は払わん、ってことができる。まだ完全に作品の価値に中心をおいて値段を決めているようには感じられないけど、でもCD丸ごと一枚買わされたりとか、CDシングル用にアルバムに入れない曲を作っておくとか、エキストラトラックだのDVD付きだのCD Enhancedだのっていういらないビットに金を払う必要がなくなりつつあるのはどうやら本当の流れのようだ。

CDってのは新聞と同じメディアなんだね。読売か日経か程度の違いで、CD AとCD Bの購入を決めてしまわざるを得ない。本当は中身の記事ごとに自分にとっての価値が異なるはずなのに。それ以上は分割できないパッケージとして売られてしまっている。

そもそも、じっくり見てから買う(んだよね?知らないけど)絵画と違って、ろくすっぽ中身を聞かずに買わざるを得ないCDでは、中身の作品性が"当たり"かどうかはバクチ。同様に、ある事件に対してどこまで掘り下げた、自分の読みたい記事を書いてくれるのか、新聞をじっくり読んでから買うわけには行かないので、ある程度までパッケージ作者を信じるしかない。

ところで僕みたいな貧乏根性ではそうそうバクチはできないので、必死に確率を上げる努力をすることになる。試聴とか、Amazonのレコメンとか。Amazonのレコメンは、あるCDと別のCDとの間にある購買の相関だけで、聞いたかどうか、気に入ったかどうかはわからないが、AudioScrobblerなら同じような嗜好の人が、こちらが聞いたことがない曲をヘビーローテしてることがわかってしまう。そうなるとバクチ感が薄らぐ。実際当たりが多いし。当たらなかったとしても、1曲100円、それほど痛くない。CD丸ごと買って2,000円、1曲以外全部外れ、ってなると精神的に痛い。

あー、わけわからんエントリですね。♪それではみなさんこのへんでー、さよーならー。

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