4/20/2005

OpenSearchBar - Internet Explorer Toolbar

A9がOpenSearch仕様を公開して1ヶ月経過しました。A9に登録されているOpenSearch準拠エンジンの数は増え続けているようですが、 OpenSearchのOpen-nessは、検索エンジンをA9に登録できるというだけではなく、A9のような検索エンジンを集める場所を誰でも作れる ということも意味しているはずです。ですが、A9以外の場所でOpenSearch準拠エンジンを集めた場所ってのが見つからない。そこで、特に検索エン ジン(や 検索対象のデータ)を持っていない僕は、検索エンジンを集める場所を作ってみることにしました。

とはいっても、A9の2番煎じ の Webサイトを作ったって無意味。でも、あったあった、OpenSearchに意味のありそうな場所が。Firefoxには検索バーが標準装備なのに、 IEにはそれがない!それっぽいのも見当たらない?!じゃあ作っちゃえ、ってことで作りました。OpenSearchBar for Internet Explorer。
バイナリはこちらで、Uglyなソースはこちら

使い方
  1. OpenSearchBar.dllを適当にどこかにおいて、コマンドプロンプトで >regsvr32 opensearchbar.dll をして登録します。HKEY_LOCAL_MACHINEに書き込むので、管理者権限が必要です。
  2. 登録したらIEを起動してツールバーを表示します。
  3. Optionボタンをクリックします。
  4. 下のほうのテキストボックスに、登録したい検索エンジンのOpenSearch Description DocumentのURLを入力して、Addボタンを押します。うまくいくと、検索エンジンが登録されます。
  5. OpenSearch Description Documentの所在は、検索エンジンの作者さんに聞いてください。SyndicationRightがopenになっている場合は、A9のサイトでも確認できます。
  6. OKしてOption画面を抜け、ツールバーのコンボボックスを開いて検索エンジンを選びます。
  7. 検索キーワードを入力して、ENTERキーを押します。
  8. 音がしなくて不安に思われるかもしれませんが、そのうち検索結果が表示されます。
  9. 検索結果の画面最下部に「NEXT>>」リンクがあるので、次のページへも進めます。
  10. 次のページへ進んだときも、音がしなくて不安に思われるかもしれませんが、そのうち検索結果が表示されます。


なお、登録した検索エンジンの情報は、CSIDL_APPDATA、通常は「C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data」の場所に、OpenSearchBar.xmlというファイルで保管されます。登録した情報を削除する機能や、検索ボックスに出てくる順番を変える機能はないので、このXMLファイルをエディタで操作してください。

ソースコードは好きなように使ってください。好きなようにした結果できあがったものをどうしようと勝手にしてください(笑)。
ソースコード、バイナリとも、これらを見た/使った結果何が起ころうと、私は何の責任も取るつもりはありません。そのことを許容できないリスクだと思う方は使わないでください。

Have fun!

0 件のコメント: