「古い日本」というのは、ギークに対してスーツを着ることを強要する文化なのである。そうかなあ。ギークにならない・なれないハンパもんが、食うために仕方なくスーツ着てるってのが多いんじゃないの。あ、もちろん含自分ね。僕が知ってるギークはギークのままでいるもんね。
触れられてる清水さんのエントリの内容もとってもよくわかるんだけど、そういうのって一方で、節操なくハンパにかじった最新技術をシロウトに押し付けて金儲けするって悪しき風潮の担い手でもあるわけだ。デスマーチ型SEなんてありがたくない称号も、わかんないしたぶん使えない新技術を、誰・何のために導入したのか理解しないまま、それでも平気で毎日キーボードをたたき続けられて、別段そのことに疑問を感じない人に送られるもんで。
ここんとこ、僕がMSの製品や技術なんかより、GoogleやMSN、それにはてななんかに興味があるのは、自分たちのビジョンを実現するために必要なことについて極限まで突き詰めようとするギーク集団に見えるからだ。JavaかC#かVBかなんて議論は、そういう場所では議題ですらない。自分たちのサービスのために、自分たちが何を知り、調べ、実装すべきかということについて合意があるので、めったやたらに「最新技術」だの「次世代製品」だのに飛びつかなくてもいいのだ。
その新技術、誰の生活をどう変えるためのものなの?
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